マンションのキッチンリフォームの目安は何年?寿命や費用も解説!
こんにちは!札幌のマンションリフォーム専門会社「アイ・ホーム北海道」です。
マンションのキッチンで、リフォームを検討すべき時期はいつ頃でしょうか?
長く使っているキッチンで不具合や使い勝手が気になってきたら、部分的な修理や交換ではなく、リフォームがおすすめです。
今回のコラムでは、マンションのキッチンリフォームについて解説。
キッチンの耐用年数や寿命は何年程度なのか、どんな症状でリフォームを検討すべきか、キッチンリフォームにかかる費用も合わせてお話しします。
マンションのキッチンリフォームのタイミングは?
長く使っているマンションのキッチンで、不具合や故障、使い勝手に気になる部分が出てきたら、ぜひリフォームの検討を!
「不具合の部分だけ修理や交換をしたい」というケースもあるかもしれませんが、使用期間によっては部分的な修理や交換ではなく、リフォームでキッチン全体を入れ替えた方が良い場合も多いです。
キッチンの耐用年数は10〜20年程度といわれており、キッチンの部位や部品によってはもっと早いタイミングで寿命を迎えるものもあります。
使い方や使用頻度にもよりますが、キッチンの使用期間が10年を超えれば、何かしらの不具合が気になってくるものです。
部分的な修理や部品の交換をしても、またすぐに同様の不具合が出てきてしまう可能性が高いです。
メーカーによる部品の保存期間が過ぎていれば、必要な部品がなくて修理や交換ができないこともあり「故障したのに、すぐに修理ができない!」なんてことにもなりかねません。
そのため、耐用年数を超えたキッチンは、修理や交換を繰り返すよりもリフォームで一新するのがおすすめです。
マンションのキッチンリフォームの目安は何年?
マンションのキッチンについて、部位ごとの耐用年数の目安やリフォームを検討すべき不具合や症状などをご紹介します。
換気扇、レンジフード(耐用年数:10年程度)
<リフォームを検討すべき不具合や症状>
- 換気扇を回したときにファンの回転が不規則、変な音がする
- 換気扇を回しているのに、においがこもる
定期的に掃除や手入れをしているのに、上記のような症状がみられる場合はリフォームを検討しましょう。
食洗機(耐用年数:10年程度)
<リフォームを検討すべき不具合や症状>
- 水漏れ
- 洗浄力が落ちた
- 電源が入らない
上記のような症状はリフォームのサイン。
また、耐用年数前にダメになってしまうケースとしては、食洗機用ではない洗剤を使ってしまって大量の泡が発生してしまったり、食器の置き方が悪く回転羽が割れてしまったりするといったことが挙げられます。
マンションの場合、食洗機による水漏れは階下にまで被害を与えてしまうため、早急な対応が必要です。
ガスコンロ(耐用年数:10~15年程度)
<リフォームを検討すべき不具合や症状>
- 火力の調節ができない
- 火が途中で消える
- 不完全燃焼(炎の色が赤やオレンジ)を起こす
ガスコンロの不具合は火事やガス漏れの危険もあるため、早めにリフォームを検討しましょう。
また、ガスコンロよりもIHクッキングヒーターの機能にメリットを感じる場合もリフォームの目安です。
IHクッキングヒーター(耐用年数:10~15年程度)
<リフォームを検討すべき不具合や症状>
- 電源が入らない
- 温まらない
- モーター音が大きい
- スイッチが反応しにくい
- 天板の汚れが落ちない
IHクッキングヒーターは内部で不具合が生じていると気付きにくいので、上記のような症状が見られる場合は注意しましょう。
特にお料理好きの方は、IHクッキングヒーターからガスコンロに交換されるケースもあります。
シンク(耐用年数:15~20年程度)
<リフォームを検討すべき不具合や症状>
- シンク下への水漏れ
- ヒビや欠け、カビ、サビなどが気になる場合
- 洗っても汚れが落ちずにこびりついている場合
耐用年数は素材によって若干異なり、ステンレスシンクは10〜15年、人工大理石は15〜20年といわれています。
ですが、年数にかかわらず上記のような症状が見られる場合はリフォームを検討しても良いでしょう。
水栓・蛇口(耐用年数:10年程度)
<リフォームを検討すべき不具合や症状>
- 水が漏れる
- 蛇口が硬く回しづらい
- がたつきがある
- 異音がする
上記のような症状が見られる場合はリフォームのサインです。
パッキンなどの部品の交換で解消することもありますが、使う頻度が高いため劣化が進んでいる可能性もありますので、水栓・蛇口の交換がおすすめです。
天板(耐用年数:15~20年程度)
<リフォームを検討すべき不具合や症状>
- 傷、サビ、変色
- 洗っても汚れがきれいにならない
- 老朽化が気になる場合
特に傷やサビは、調理時の衛生にも悪影響です。
また、作業スペースが狭く、不便を感じるといったケースもリフォームのきっかけとして挙げられます。
壁、床(耐用年数:10~15年程度)
<リフォームを検討すべき不具合や症状>
- 傷や汚れ
- においが染み付いている
- 掃除をしてもきれいにならないなど
キッチンでの作業がストレスになるようならリフォームの検討を。
排水管(耐用年数:20~30年程度)
<リフォームを検討すべき不具合や症状>
- 流れにくい
- 水漏れ
- においが気になるなど
マンションでは、排水管で水漏れを起こしてしまうと被害が大きくなってしまうので、早めのリフォームをおすすめします。
マンションのキッチンリフォームの費用は?目安もチェック!
マンションのキッチンリフォームの費用は、キッチンの形状やグレードなどによっても異なりますが、85万円〜165万円程度が目安。
キッチンの形状で比較すると、I型、L型、対面キッチンの順に費用が高い傾向があります。
また、キッチンの向きや場所を変更する場合には、マンションの場合は排水管や排気ダクトの位置によっては30万〜50万円の追加費用が必要となることも。
マンションの管理規約によって、キッチンの場所や床材などに制限があったり、ガスコンロからIHクッキングヒーターへの変更(またはその逆)ができないケースもあるため、リフォームの前には必ず管理規約を確認するようにしましょう。
マンションのキッチンリフォームをご検討なら、こちらのコラムでも費用や工期について詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
マンションのキッチンリフォームにかかる期間や短縮する方法は?
マンションのキッチンリフォームは何年が目安? 寿命や不具合をチェック
キッチンの耐用年数はおおむね10〜20年程度。
部位や部品、使用頻度によって、それよりも早く寿命を迎えるケースもあるため、10年以上使用しているキッチンで不具合や故障が起きたなら、修理や部品交換ではリフォームをおすすめします。
なぜなら、寿命が原因で起きた不具合や故障は修理をしても、また同じような症状を繰り返してしまうことが多いからです。
リフォームのサインはさまざまですが、水漏れやコンロ周りの不具合は、マンションでは近隣の住宅にも大きな被害を与えてしまうため、早急な対応を。
マンションのキッチンリフォームの費用はキッチンの形状やグレードによっても異なりますが、85万〜165万円程度が目安。
マンションの管理規約によってリフォーム可能な内容が制限されている場合もあるため、確認の上で進めましょう。
アイ・ホーム北海道はマンションリフォームのプロフェッショナル!
住まいのお悩みを解決するリフォームをご提案しています。