お風呂の排水口の流れが悪い!理由や解消法、予防法を解説!
こんにちは!札幌のマンションリフォーム専門会社「アイ・ホーム北海道」です。
「お風呂の排水口の流れが悪くて困っている」という方はいませんか?
排水口の流れが悪いと、バスルームがいつまでも乾かなかったり、排水口から水があふれてきてしまったりなどの困った事態が起こる可能性もあります。
そこで今回のコラムでは、お風呂の排水口の流れが悪い原因とその解消方法について解説!
流れが悪くて困ってしまわないように、予防法もお伝えしますのでぜひチェックしてください。
お風呂の排水口の流れが悪い原因は?
お風呂の排水口の流れが悪い場合、その原因の多くはゴミや汚れによるつまりです。
浴槽や洗い場の排水口、またはその奥の排水管でゴミや汚れがたまってつまりを起こしている可能性があります。
排水口や排水管の汚れやゴミの原因として多いものは以下の3つがあります。
髪の毛
人間の髪の毛は1日50~100本程度抜けるといわれています。
お風呂で髪を洗うとその抜けた髪が流れ、排水口に絡みついてたまっていきます。
家族の人数が多かったり、ロングヘアの人がいたりすると、すぐに大きな塊となりやすく、つまりの原因になるでしょう。
石けんカスや皮脂汚れ
体を洗ったり流したりした際の石けんカスや皮脂汚れなども、排水口の汚れの原因の1つ。
排水口に髪の毛がついていると、そこにさらに絡まってヌメヌメとした汚れになってしまいます。
ヘアピンなどの異物
ヘアピンやヘアゴム、詰め替えパックの注ぎ口を切り取ったゴミ、外れた絆創膏、子どものおもちゃなどを誤って流し、つまりの原因になってしまうこともあります。
なお、ユニットバスの場合は浴槽の排水口から洗い場の排水口、排水管へとつながっているので、洗い場の排水口周りやその先の排水管が詰まることで浴槽の排水口も流れが悪くなることがあります。
在来工法の場合はそれぞれの排水管が独立しているため、そのようなことはありません。
お風呂の排水口の流れが悪いときの解決方法
「お風呂の排水口の流れが悪い」と感じたら、まずは排水口や排水管の掃除をしてみましょう!
汚れや詰まりを取り除けば、流れの悪さを解消できることがあります。
排水口の掃除の仕方
お風呂の排水口には、ヘアキャッチャーとそのカバー、その下に排水トラップという部品があるので、それぞれを取り外し、ゴミを取り除いて、お風呂用の洗剤とスポンジできれいに洗いましょう。
石けんカスや皮脂汚れがひどい場合は重曹とクエン酸で除去する方法もあります。
排水口に重曹100gをまんべんなく振りかけ、その上からクエン酸50gとコップ1杯程のお湯をかけます。
泡が出てくるのでそのまま30分〜1時間ほど放置し、その後シャワーでお湯をかけて汚れを洗い落としましょう。
排水管の掃除の仕方
排水トラップを外した先の排水管も、掃除用ブラシやスポンジなどを使い、できる範囲で掃除をしてみましょう。
手の届かない場所は、液体パイプクリーナーやワイヤーブラシなどを使って掃除します。
液体パイプクリーナー
汚れを溶かして流す専用の薬剤です。
排水トラップを外して、排水管に薬剤を直接流し入れ、説明書に書いてある通りの時間放置してからシャワーで流します。
ワイヤーブラシ
排水管にワイヤーブラシを入れてこすり、汚れを削り落として除去します。
ワイヤーブラシはホームセンターなどで購入可能です。
排水口や排水口に汚れがたまっていると、流れが問題なくても悪臭が出てしまうこともあります。
「お風呂が臭い原因は何?対処法や予防策も解説!」のコラムでは、においの種類別の原因や対処法をご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
お風呂の排水口のつまり解消法の注意点
お風呂の排水口の流れの悪さや詰まりを解消するのにパイプクリーナーなどの薬剤を使う場合は、商品の説明書をよく読み、放置時間や注意点を守りましょう。
ほかの薬品と混ざると有害物資が発生するものもあるので換気やゴム手袋の装着なども忘れずに。
パイプクリーナーを塗布する時間は説明書通りの時間にしましょう。
時間を長く置くのは厳禁です。
クリーナーで取れた汚れが下にたまってしまい、パイプ内で詰まってしまうおそれがあります。
規定の時間がたったら、たっぷりの水で洗い流しましょう。
つまりの原因がヘアゴムやヘアピンなどの異物やゴミの場合は、パイプクリーナーでは溶けません。
また、ワイヤーブラシで無理に押し込んでしまうと、パイプの途中でつまって取れなくなってしまう可能性も。
まずはラバーカップなどを使って異物を取り除く処置をしてみましょう。
ラバーカップなどで異物の除去ができない場合、また汚れがひどく自分での対処が難しい場合などは無理をせず、水道業者へ相談してください。
お風呂の排水口のつまり予防法もチェック
お風呂の排水口のつまりを予防するには、こまめな掃除が大切です。
お風呂から出るときに、排水口についた髪の毛やごみをさっと取り除く、湯船のお湯を抜く前にお湯に浮かんでいる髪の毛やゴミをすくい取ることなどを意識しましょう。
さらに、ヘアキャッチャーや排水トラップは3日に1度くらいの頻度で取り外して掃除、排水口はパイプクリーナーを使って1カ月に1〜2度くらいの頻度で掃除をしたいものです。
排水口専用のゴミ取りネットやヘアネットなどを装着しておくと、汚れが付着しにくく、掃除もしやすくなります。
また、定期的に排水管の高圧洗浄をするのもおすすめ。
マンションは1〜2年に一度、一戸建ては3〜5年に一度程度が目安ですので、水道業者にぜひ相談してみてください。
お風呂の排水口の流れが悪いならまずは排水口や排水管を掃除!
お風呂の排水口の流れが悪いと感じるなら、排水口や排水管に汚れやゴミがたまっている可能性が高いです。
髪の毛や石けんカス、皮脂汚れなどがたまり、ヌメリとなって排水口の詰まりを起こしてしまいます。
そのため、排水口の流れの悪さを感じたら、まずは排水口周りとその先の排水管を掃除してみましょう。
排水トラップを取り外して浴室用洗剤で洗い、排水管はパイプクリーナーやワイヤーブラシなどで清掃を。
自分で対処できないひどい汚れや異物のつまりは、無理をせず水道業者へ相談してみてください。
こまめな清掃で汚れをためないように心がけることが、最大の予防法です。
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