マンションの収納率の理想は?リフォームのポイントや事例も紹介
こんにちは!札幌のマンションリフォーム専門会社「アイ・ホーム北海道」です。
収納率という言葉を聞いたことはありませんか?
収納率は床面積に対してどれくらいの収納スペースがあるかの割合がわかるもので、収納スペースが足りているかどうかの目安として参考にできる数値です。
今回は、収納率とは何かや、マンションの理想の収納率についてご説明します。
また、マンションの収納リフォームのポイントや、実際にアイ・ホーム北海道で収納リフォームされた方の事例もご紹介。
収納でお悩みの方はぜひ最後までご覧ください!
収納率とは?マンションの理想の収納率を解説
収納率とは、住宅の床面積に対して、ある程度の高さがあるクローゼットや押し入れ等の収納面積がどれくらいあるかを表す比率です。
収納率は、「収納面積 ÷ 総床面積 × 100」の計算式で求められます。
ただし、収納率は床面積だけなので、収納の高さは含まれていません。
同じ収納率でも、高さがあってたくさんものが入る棚と、低めであまりものが入らない棚とでは収納量も違ってきます。
収納率は目安としてとらえておきましょう。
マンションの収納率は8%以上が理想。
実際に売りに出されているマンションの多くが、8%以上の収納率を目安に作られています。
収納に不満があるならリフォームを検討してみよう
マンションで収納に不満を持っている方は、さきほどの計算式「収納面積 ÷ 総床面積 × 100」で収納率を確認してみましょう。
もし、収納率が8%に満たない場合は、収納リフォームを考えても良いかもしれません。
また、収納率が8%以上あっても、収納に不満があるという方もいると思います。
例えば、リビング収納は十分なのに寝室の収納が少ない場合、寝室にしまっておきたい布団や布団カバー、布団乾燥機といったものがしまえなくて、リビング収納にしまわなければならない、ということも考えられます。
その結果、「わざわざ取りに行くのが大変…」などのお悩みも出てきます。
また、寝室に収納を増やそうと、タンスやカラーボックスを置くと、部屋全体が雑然としてしまう可能性も。
部屋の雰囲気を保ちつつ、ライフスタイルや生活動線に合わせた収納をしたいなら、収納率に問題がなくても収納リフォームがおすすめです。
マンションの収納リフォームのポイント
収納率は目安にはなりますが、収納率が高ければ必ず家が片付くというわけではありません。
収納を増やすリフォームをする際に気を付けたいポイントを説明しますので、理想の収納に近づけるよう参考にしてみてくださいね。
どこに何を収納するかを具体的に考えておく
収納スペースを増やしたいと考えているなら、自宅にあるものを確認し、どこに何を収納するかを考えておくと良いです。
例えば、キッチンで使うものが多くて収納しきれないとお悩みなら、キッチン周辺に棚などの増設を検討してみましょう。
その場合、どんなにその収納場所が広くても、キッチンから離れていては使いにくい収納となってしまいます。
生活動線を考えて収納場所を決めると良いでしょう。
また、見せる収納と隠す収納をどのようにするかについても事前に考えておくのもおすすめ。
布団やストーブなどの家電、今着ない衣類などはクローゼットや押し入れに入れて隠す収納にすると部屋が片付き、すっきりとした印象になります。
逆に、集めた趣味のものやインテリアにもなる食器などは、見せる収納にして飾りながら楽しむようにすると部屋の雰囲気も素敵になり、自分らしい空間でくつろぐこともできますよ。
ものの量が多すぎて収納が難しいと日ごろから感じている方は、その持ちものが本当に必要かどうかをリフォーム前に考えて、いらないものは処分しておくのも重要です。
収納スペースを立体で考える
収納率を気にしすぎて平面だけで収納スペースをとらえてしまうと、実際に収納したときに想像と違っていたと思ってしまうことも。
収納スペースは高さや仕様などを立体でも考えておきましょう。
それぞれの収納スペースにはどれくらいの高さと奥行きが必要なのかを確認しておくと良いです。
さらに、棚の数、可動式なのかどうか、クローゼットならハンガーパイプがどこにあってどのような高さにしたいかなどをチェックして、理想的なリフォームを目指しましょう。
使う方の体格によっても使いやすさは異なるので、可能ならショールームで確認しておくと、より使いやすい収納になります。
使いやすい収納を考える
使いやすい収納にしたいなら、取り出しやすさや、しまいやすさを重視した収納を目指しましょう。
さきほども少しお伝えしたように、生活動線やライフスタイルを考えて適材適所な収納を考えるのが大切です。
しかし、収納スペースが適切な位置にあっても、しまいきれなかったり、出しにくかったりする方もいるのではないでしょうか。
その場合は、収納の方法を見直してみましょう。
例えばお皿を食器棚にしまう場合、重ねて置くと収納量が増え、立てて置くと取り出しやすさがアップします。
衣類なら、畳んでタンスなどにしまうと収納量が増え、ハンガーにかけてそのままクローゼットに収納すると、しまいやすくパッと取り出せます。
いつも使うものなら取り出しやすさを重視し、あまり使わないものなら収納量を重視するなど、収納するものによって収納方法を工夫すると、使いやすい収納につながります。
収納方法も事前に考えておいてからリフォーム計画を立てると、よりイメージがつかみやすくなりますよ。
マンション収納にお悩みの方は、「マンションの収納が足りない!収納を増やすアイデアや解決策をご紹介」も参考にしてみてくださいね!
アイ・ホーム北海道の収納リフォーム事例をご紹介!
ここではアイ・ホーム北海道が実際に行なった収納リフォーム事例をご紹介します。
収納リフォームをお考えの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
収納たっぷりで明るい雰囲気のLDKへリフォーム!
リビングに造作壁面収納で収納スペースを増設した事例。
リビングでよく使用するものを、取り出しやすく収納することができます。
見せる収納にもなるので、趣味のコレクションや、インテリアにマッチするものを飾っても素敵。
ナチュラルな色合いで部屋全体が明るく見えますね!
収納が足りなくて以前はものが収まりきれていませんでしたが、各スペースに収納を増やしたことにより、すっきりと片付いた空間に生まれ変わりました。
収納力抜群のファミリータイプのクローゼットを増設。
ハンガーパイプが備え付けられているため、ハンガーをかけるだけで収納できます。
コートやスーツなど、サッと取り出したい衣類の収納に便利ですね。
2段になったスペースには、引き出し式のタンスや衣装ケースなどを置いても活用できます。
引き出しなどが備え付けられていないので、ライフスタイルによって収納を自由に変えられるのもメリットです。
キッチンも背面収納付きのキッチンにリフォーム。
キッチンでいつも使用するものを適切な場所にしまうことができ、おしゃれで使いやすそうな印象です。
全体を白に統一することにより、クリーンでナチュラルなイメージも。
トイレにも収納を増設。
手洗い場と一体化させることで、スタイリッシュな印象になりました。
隠す収納と白で統一された空間になり、すっきりと清潔感のあるトイレに。
マンションの収納率は8%以上が理想!
収納率とは住宅の床面積に対して、収納面積がどれくらいあるかの割合を示す数値。
マンションの収納率は8%以上が理想です。
収納率は「収納面積 ÷ 総床面積 × 100」の計算式で求められます。
もし、マンションの収納率が8%以上に満たなかったり、満たしていても収納に不満があるなら、収納のリフォームを検討するのも良いでしょう。
マンションの収納リフォームは、どこに何を収納するかを具体的に考えておく、収納スペースを立体で考える、使いやすい収納を考えるなどがポイント。
収納率が高ければ部屋が片付くというわけではないので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
実際にアイ・ホーム北海道で収納リフォームをした事例も紹介していますので、検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
アイ・ホーム北海道では、さまざまなマンションリフォームを行なっています。
収納リフォーム事例も多数紹介していますので、ぜひご覧ください。